現代語訳

 死んでしまった後のことをいつも心に忘れず、仏様の言うことに無関心でないのは素敵なことだ。

原文

 (のちの世の事、心に忘れず、(ほとけの道うとからぬ、心にくし。

注釈

 (のちの世の事

  死後の世界、いわゆる『極楽浄土』のことを遠回しに表現したもの。