徒然草 第四十六段 現代語訳 柳原町に強盗法印という坊さんがいた。しょっちゅう強盗被害に遭っていたので、こんなあだ名を付けられたそうだ。 原文 柳原(やなぎはら)の辺(ほとり)に、強盗(ごうとうの)法印と号(かう)する僧ありけり。度々(たびたび)強盗にあひたるゆゑに、この名をつけにけるとぞ。 注釈 柳原(やなぎはら) 現在の京都市上京区柳原町。 法印 学識、人徳の優れた僧に与えられる最高の称号。 共有:TweetTumblr で共有 PREV 徒然草 第四十五段 NEXT 徒然草 第四十七段 SNSでもご購読できます。 ソーシャル